ZenFone7は5Gテザリングの申し子⁉世界初の国内4キャリア4Gおよび一部5G対応トリプルスロットSIMフリースマホ

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著者

Pottal

公開日

2020年10月21日

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ASUS JAPANが、ZenFone7及びZenFone7 Proを発表しました。

価格はZenFone7(Snapdragon 865/RAM8GB/ROM128GB)が税抜85800円

(税込み約9.5万円)

ZenFone7 Pro(Snapdragon 865+/RAM 8GB/ROM 256GB)が税抜99800円

(税込み約11万円)です。

ZenFone7シリーズについては、以前軽く紹介してるので、今回はちょっと変わった視点からZenFone7シリーズについて語りたいと思います。と、言ってもタイトルでネタバレしてる通り、テザリング専用機としても熱いんじゃないかなぁという話なんですけどね。

 

ma2motty.hatenadiary.jp

 

 目次

 

カメラだけじゃない!テザリング専用機としても…⁉

 

ZenFone7及びZenFone7 Proはdocomo、au、Softbank、楽天モバイル全ての4G。及び一部キャリアの5Gに対応した世界初のトリプルスロットSIMフリースマートフォンです。

※5Gの対応キャリアに関しては公式アナウンスがないため、一部キャリア5Gとぼかしています。詳細が判明しだい追記します。

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トリプルスロットと言っても、デュアル5G(5G+5G)ではなく、片方は5G,もう一方は4G(5G+4G)という形で残りの1スロットはMicroSDカードという形になります。もう、これだけでテザリング(モバイルルーター)として使えそうな予感がムンムンしますが、それだけではありません。

 

テザリングでも安心!5000mAhの大容量バッテリー!

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ZenFone7シリーズは5000mAhという超大容量バッテリーを搭載しているため、テザリングでガンガンバッテリーを消費しても普通のスマホ(3000mAh程度)よりもバッテリーは持つと考えられます。

また、万が一バッテリー残量が少なくなっても最大30Wの急速充電(Qualcomm QuickCharge4≒USB PD※)に対応しているので、安心ですし、さらにさらに有り難い機能として「低速」充電にも対応しており、バッテリーを傷めないようにゆっくり充電することが可能です。モバイルバッテリーなどで充電しながらテザリングする際も発熱を最小限に抑えられます。また、おそらくソフトウェアアップデートで「直接充電」にも対応するため、バッテリーを経由せずに動作に必要な電力だけを受け取ることも可能です。

 

5Gだけじゃない!5GHzもテザリング!

 

ZenFone7シリーズはWi-Fi6(IEEE802.11ax)にも対応しています。また、ZenFoneシリーズのフラグシップモデルはWi-Fiテザリングにも対応していたため、ZenFone7シリーズでも同様にWi-Fiテザリングを行えると考えられます。

Wi-Fiテザリングとは、早い話が、使ってるWi-FiをZenFone軽油でシェアが出来ます。これの何が嬉しいかというと既にモバイル回線(5Gや4G)と同じ設定で(パスワードを変えることなく)テザリングが可能な点です。

 

USBテザリングにも対応しているハズだが、USB2.0なことに注意

 

まさか2020年のハイエンドモデルがUSB2.0なんて思いもしませんでしたが、搭載されているUSB TypeCポートはUSB2.0です。USB2.0ということは、転送速度の理論値は480Mbpsです。有線の方が安定性はあるかもしれませんが、速度の面ではおそらく無線(5GHz帯)でテザリングした方が速そうですね。

 

n79に非対応なので、docomoの5Gでは微妙かも

 

使えないことはありませんが、docomoの主力Sub6波はn79です。n78でも使えないことはないと思いますが、多分微妙です。

 

デュアルスロット6000mAhかつn79対応ROG Phone3か、トリプルスロット5000mAhのZenFone7か

 

ZenFone7と比較してmicroSDカード非対応なデュアルスロットというデメリット(?)はありますが、残りのスペックはZenFone7よりROG Phone3のほうがテザリング的にも優れています。

第一に、対応バンドです。

n79/B42対応のROG Phone3

5G回線だけで言っても、n79、つまりdocomoの主力Sub6波にも対応しているROG Phone3のほうが強いですし、4G回線もB42に対応しているためキャリアアグリゲーション的に嬉しい(電波を束ねて通信速度を上げる技術)です。

ROG Phone3のCA組み合わせは把握していませんが、6CA(DL)対応とあるため、可能性としては、au回線での6CC CA時に、1.7GHz、2GHz、2.5GHz×2、3.5GHz×2を組み合わせ、CA_1A-3A-41C-42Cという組み合わせがある…のかなぁ。

docomoの5CC CAではCA_1A-3A-19A-42Cという組み合わせが可能性としてはある…はず…です。ソフトバンクは…もうちょっと考えるのが疲れました。

あまりバンドに詳しくないので、ガチな方々からお叱りがあるかもしれません。勉強させていただきたいので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

ともかく、キャリアアグリゲーションに有利という点でB42に対応しているROG Phone3のほうがテザリング的にも嬉しいです。

 

第二にUSB TypeCポートの数と規格です。

ROG Phone3はTypeCポートが2つ。最大転送速度は5Gbps

ROG Phone3にはTypeC USBポートが2つあります。2つです。

なので、片方で充電、片方でUSBテザリングという使い方も可能です。

2つあるポートのうち、横側面にあるポートはUSB3.1 Gen1のため、転送速度は理論上5Gbpsとなります。ZenFone7の480Mbps(0.48Gbps)とは雲泥の差ですね。現在の4G回線が下りでせいぜい1.7Gbps、5G回線でも4.1GbpsなためUSBポートがボトルネックになることはありません。

 

第三にバッテリー容量です。

ROG Phone3は6000mAhの超大容量バッテリーでテザリングも安心

ZenFone7の5000mAhに対しROG Phone3は6000mAhです。はい。

 

というわけで、ROG Phone3のほうがZenFone7よりもテザリング向きです。とは言え、スマホはテザリング専用機ではありません。モバイルルーターを使いましょう。

元も子もないことを言うな。はい。

 

画像はすべてASUSの公式サイトから引用しています。

www.asus.com

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。

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