光る!日本未発売ゲーミングリュックをレビュー:ROG Ranger BP3703 Gaming Backpack
この記事は、はてなブログ時代(旧Pottal-Portal)の記事で、アーカイブを目的に公開しているものです。
情報は古くレイアウトも崩れています。
必要に応じて、順次リライトや最適化を行っていきますので、今しばらくお待ち下さい。
ROGの光るゲーミングリュックサック「ROG Ranger BP3703 Gaming Backpack」を海外から輸入しました。
2月2回目の #はぁ〜また買っちゃった #ROG 納税だけでなく、関税やら国際送料やらで総額5万円になってしまった、ROGの光るゲーミングリュック #ROG_Ranger_BP3703 です。納税の義務を2回も果たしたし、ちょっとシンドイので3月の納税はお休みしますね… pic.twitter.com/Jfh5cUPK5V
— ポッタル(Pottal) (@Pottal_MDS) 2021年2月8日
冗談はさておき、非ゲーマーの私がゲーミングリュックを買うのは、ゲームのためではなく光らせるためですので、非ゲーマー目線からこのリュックをレビューしていきたいと思います。
目次
- これは何?ROGのレインボーに光るゲーミングリュック
- フォトレビュー
- ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackの良かったところ
- ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackのイマイチなところ
- What’s in your gaming backpack?
- ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackをどう使っているか
- ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackを3ヶ月使ってみた感想
- ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackの総額について
- まとめ
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これは何?ROGのレインボーに光るゲーミングリュック
ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackのスペックについて
寸法(公称値):300.0(L)×170.0(W)×480.0(H)mm
ポケット(収納区画)数:最大16個、最大3つの区画
容量(公称値):20L
重量(公称値)1.94kg
材質(公称)ポリエステル
フォトレビュー
付属品
USBのオスtoオスメス二股コネクタ
本来、モバイルバッテリーの電力をROGバッグ本体とスマホ等の充電器に分配するのに使う
付属品は上記のコネクタと説明書、保証書のみ
各収納について
フロントサイドにはROGロゴとフロントポケット、左右には2つのペットボトルホルダーがあります。
1.フロントポケット(実測値):縦18cm×横24cm
2.サイドポケット×2:500mlペットボトルホルダー
Main Compartment
メイン収納は実測で縦44cm×横2430cm×厚さ79cmとなっています。
(寸法に幅があるのは綺麗な直方体ではないためです。)
内部を照らすためのライトとフロント側に1ポケット、ボディ側に3つのポケットとモバイルバッテリーポケット、さらにボディ側にもう1つ大きなポケットがあります。
底部がクッション(中身はレインカバー)となっていて見た目ほどは収納出来ません。
3.メインコンパートメント:縦44cm×横2430cm×厚さ79cm(写真省略)
4.フロント側ポケット:縦15cm×横24cm
5.メインポケット:縦32cm×横27cm×厚さ2.5cm
6.ミニポケット:縦13cm×横9cm
7.サブポケット:縦12cm×横14cm
8.ボトムサイドポケット:縦15cm横21cm
9.バッテリーポケット:縦15cm×横9cm
写真に写っているケーブルは後付したもので付属していません。詳しくは後述します。
Detachable Pouch
10.着脱可能な仕切り(表)縦37cm×横25cm
11.着脱可能な仕切り(裏)縦18cm×横20cm
仕切りがあると邪魔なので取り外しています。本来はここに濡れた折りたたみ傘などを入れるのだと思います。
Laptop PC compartment
12.ノートパソコン収納:縦44cm×24~29cm
(公称値):280.0(L)* 26.0(W)* 415.0(H)mm ※17インチノートパソコンサイズ
13.ノートパソコンポケット:縦27cm×横22cm
ちなみに、ノートパソコン側のチャックとメイン側のチャックは形が違います。
写真の通り、隙間なく閉められる
ノートパソコン側は閉めると隙間がなくなるので防水性も上がる他、カラビナでロックも出来ます。
メイン側もしっかり閉まるが、防水性という意味では厳密ではない
ROGギアを守るために、わざわざ2種類のチャックを用意するコストのかけ具合です。
ROGのゲーマーファーストな精神が伝わってきます。
Modular front compartment
フロント側にはサブポーチも取り付けられます。
14.フロントメッシュポケット:縦13.5cm×横10cm
15.フロントジッパーポケット: 11cm×11cm
16.フロントポケット:縦13cm×横13.5cm
17.メインコンパートメント:縦17cm×横22cm
18.フロントサイドポケット:縦12.5cm×横20cm
19.バックサイドポケット:縦11.5cm×横19cm
ちなみに、取り付けは写真のように、ポーチの紐を通してボタンとマジックテープで固定します。
その他
左右です
上部と底部です
背面は3つのクッションがあり柔らかいです。
背面には地味にROGロゴが縫われています。
また、腰に当たる部分のクッションは実は隠しポケットになっています。
縦10cm×横17cmなので、スマホがすっぽり入ります。
隠しポケット
さらにその下にあるチャックを開けるとレインカバーが出てきます。
レインカバー
これで、土砂降りの雨でも安心です。
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ROGロゴの光らせ方について
コントローラーです。
ここのROGロゴは光りません。右下には地味に環境光センサもついています
フロントサイドのROGロゴや内部の照明はこのAura RGBコントローラーで操作します。
Aura RGB Exterior Lightingボタンを押すと、ROGロゴが光ります。繰り返し押すことでカラーモードを切り替える他、長押しでオフになります。
カラーモードはグラデーションによって絶え間なくレインボーに変わり続ける「Rainbow」
呼吸のように静かに点滅する「Breathing」
レインボーと違って全体が同じようにカラーチェンジする「Color Cycle」
Color Cycleに明暗のウェーブ効果をつけた「Wave」
ストロボのようにチカチカと点滅するStrobing
レインボーに、閃光のような動きをつけた「Glowing Yo-Yo」
決まった色で光り続ける「Static」
の以上です。
詳しい光り方は公式サイトの製品ページでご確認ください。
長押しすることで、ライトはオフになるほか、次回点けた時はそのモードとカラーで光ります。
その下のAura RGB Exterior Colorボタンを押すと色が変わります。
カラーは全部で8色で、カラー変更可能なモードの際に色が変わります。
フロントサイドにあるInterior Lightボタンを押すと内部のライトが光ります。
このライトは、フロントのROGロゴがオンになっていないと点きません。この点には注意が必要です。
Interior Lightの下のAura RGB Ambient Sensorをオンにすると周囲の明るさに合わせて明るさを変えてくれるみたいです。実際使ってみてもよく分かりませんでした。
ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackの良かったところ
◎光る信仰心!
これがために買いました。
夜道でも安心して歩けるので嬉しいですね。自転車や自動車に引かれにくくなるのもそうですが、不審者も光るバッグを背負ったやつには近寄りたくないことでしょう。まさにドン引きってやつです、どっちが不審者か分かりませんね。
ゲーミング帰宅します。家が練馬なので中野からならチャリの方が早い#ROG pic.twitter.com/NhIVKcIgIX
— ポッタル(Pottal) (@Pottal_MDS) 2021年4月10日
◎内部も光るので実用的
バッグが光る云々は何かの冗談にとっておくとして、内部にも(白色の)ライトを備えているのは非常に実用的であり、評価出来るポイントです。
バッグの中が光ると便利! pic.twitter.com/pyse9RXJT4
— ポッタル(Pottal) (@Pottal_MDS) 2021年5月30日
◎スマホも充電できる
バッグを光らせるためだけに重いモバイルバッテリーを持ち歩きたくはありません。
ちゃんとモバイルバッテリーでスマホを充電出来るように、内部から外へとケーブルを通すための穴も用意されています。
バッグの中にモバイルバッテリーを入れれば、ケーブルを外まで通せる
※TypeCケーブルは別途用意したものです
光るゲーミングリュックなんて聞いた時はアホかと思いましたが、ちゃんと実用性についても考えられた作りになっているのが嬉しいです。
◎突然の雨でも安心、撥水仕様
大切なギアを運ぶためのバッグです。もちろん撥水仕様で、チャックもちゃんと止水加工されています。
ただ光るだけでなくきちんとゲーマーに寄り添った製品ですね。
◎ボディ側は蒸れないメッシュ仕様
メッシュ地のクッションがたっぷり使われており、身体にフィットするけど蒸れない仕様となっています。
まあ、まだこのバッグで日本の夏は体験していないので、どの程度蒸れないかは分かりませんが…
梅雨入り目前な蒸し暑さが出てきた中で使うと、流石に蒸れます。
◎身体にフィットするデザイン
肩甲骨と腰が当たる部分、そしてショルダーベルトにメッシュのクッションが使われているため、肩だけでなく背中全体でふんわりと背負う形となります。
背負うときは、ショルダーベルトをキツく締めるための紐を引っ張り、背中に密着させます。
おかげで、バッグ自体はクソ重いのに対して重さを感じません。よく、リュックは肩で背負うのではなく背中で持つものだと聞きますが、このことかと実感した次第であります。
全然重さを感じないので、手に持つとこんなに重いのかとびっくりする程です。
ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackのイマイチなところ
△重い。ショルダーベルトが太くて柔らかいし、身体にフィットするので重さは感じにくいが重い。
重いです。デフォルトで2kgもあるのに更にモバイルバッテリーを詰めてパソコンやら何やらを装備したら、もう…
△止水加工のため仕方ないけど、ちょっとチャックが開けにくい
細かい不満ですが、使っている上で地味にストレスを感じる点が、チャックの開けにくさです。その分しっかり密閉してくれると信じたいですね。
このリュックを使う際にチャックは必ず使うものなので、これが地味にストレスです。
✕光らせてなくともバッテリーを消費する
ライトを点けていない状態でも常時5.1V×0.11A流れており、約30秒に1mAh消費します。
実測値で1時間あたり平均112mAh消費するので、1日あたり約2700mAhバッテリーが減る計算となります。
お使いのモバイルバッテリーにもよりますが、何もしなくとも2日に1回は充電しておかないと、いざという時に携帯しているモバイルバッテリーが役割を果たせなくなりそうです。
ちなみに、ライトを点けると5.09V×0.3A流れています。約13秒に1mAhというペースでバッテリーが減っていき1時間で約300mAh消費します。
✕早く日本で売ってくれ
早く日本で売ってくれ。頼む。
What’s in your gaming backpack?
Anker PowerHouse 100:光らせる用
リュックのROGロゴを光らせるために、27,000mAhの超大容量バッテリーを持ち歩いています。重さ0.86kg、コンセント付き! はっきり言ってアホの所業だと自分でも思います。毎日持ち歩くモノではないと思うのですが、リュックが2kgなので誤差の範囲!と言い聞かせ持ち歩いています。
大容量かつコンセント(AC出力)対応という点だけでなく、45WのUSB PD入出力対応の点、パススルー充電(本体を充電しながら他の機器に電力供給ができる)機能に対応している点を気に入り採用しました。
後述のUSB延長ケーブル、TypeC to C(2m)ケーブルと一緒に使っています。
USB延長ケーブル:断線予防用
断線予防のために、リュック本体のケーブルとモバイルバッテリーとを延長ケーブルを用いて繋いでいます。これにより、(パススルー対応のため頻繁に抜き差しすることはないとは言え)コネクタを抜き差しすることによるダメージを低減することが可能です。
2mのTypeCtoCケーブル
スマホを充電したり(出力)リュック内のモバブを充電したり(入力)
普段使いでは、2mのケーブルは邪魔となりがちですが、リュックからのばすには丁度いいサイズです。
折りたたみ傘と超吸水マイクロファイバー折りたたみ傘用カバーなど
折りたたみ傘とそれをバッグに入れるためのカバーです。Superdry極度乾燥(しなさい)のウインドブレーカーとリュックの撥水性をいいことに傘を使わずに凌いでいるので使い勝手は分かりません。
ASUS Chromebook C101PA
外出先でやることなどたかが知れており、なおかつブラウザで出来ることが増えてきた今、Chromebookで必要十分だなぁと。特にC101PAは軽くてコンパクト、持ち歩きには最適です。軽量なChromeOSと言えど流石にC101PAではパワー不足感が出てきましたが、実用には問題ありません。近いうちにiPad ProかiPad Airを導入予定なのでそれに置き換わるかもしれませんが…そのうちレビューします。
ASUS Chromebook Detachable CM3
取り敢えず、板書のために購入しました。最近は、レジュメが紙ではなくPDFで配布されるので、スタイラスペンを内蔵しているこちらのモデル生物を選びました。ただ、パームリジェクションがちょっと弱いのと、肝心のスタイラスペンが90分持つか持たないかというレベルのバッテリー持ちなので、ちょいとストレス。使えるけど、「快適」ではないなぁという印象です。そのうちレビューします。11インチ以下、1kg以下、スタイラスペン内蔵で、2in1として使えるChromebookが欲しいなぁ。
iPad Pro 12.9(第5世代=M1モデル)
ChromebookとiPadでそれぞれ使いやすさが違うので、両方持ち歩こうか迷っています。とりあえず、今の所はiPadだけ持ち歩いています。
でも、メインがAndroidなのでChromebookの方が連携がしやすいですし、メインブラウザがChromeなので、拡張機能が使えるChromebookも捨てがたいです。
そのうちレビューします。
ガジェットポーチ
ガジェットポーチの中には主にケーブル類が入っており
TypeC to C, USB TypeA to C ,A to micro B, A to Lightningのセット、HDMIケーブル、LANケーブルが入っています。他にもTypeCハブやポータブルSSD(1TB)のROG Arionなどを入れています。これでいつでも出張出来ますね?
ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackをどう使っているか
バイト先に行くにも大学に行くにもこれを背負って行きます。中身の入れ替えなどはしていません。バイト先で大学の課題をやることもあるので、入れっぱなしです。
あとは、メインのスマホが丸一日持たないので主にモバイルバッテリーとして使っている感じですね。ペットボトルホルダーから、すっとTypeCケーブルを引き出して充電しています。
ごめんなさい、リュックのレビューなんてしたことないから何て書いていいのか分からないです。
ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackを3ヶ月使ってみた感想
意外なことに、特にないというのが正直なところです。いや、大きな不満もなければ大きなメリットもなかったなぁと。取り敢えず、27000mAhという大容量かつコンセントも使えるモバイルバッテリーを苦もなく持ち運べるようになったことと、リュックから自然とケーブルが延ばせるのでスマホの充電がしやすくなったことは嬉しいですし、ROGロゴを光らせれば楽しくなれる()ので良かったですが、リュックサックとしては普通なので、生活が激変したとかそういうのはなく、ただただ光るROGロゴを見て静かな喜びに浸るくらいです。
ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackの総額について
ところで、この光るリュックサックっていくらだったと思います?海外から輸入したら手数料や国際送料とか含めて5万円になっちゃったんですよね… ちなみにASUS Store USでは定価269.99ドル、日本円にすると約3万円です。物価の差などはあると思うのですが、私はセカイモンという輸入ストアで3万5千円で購入し、手数料に5千円、国際送料や関税で1万円、総額5万というワケです。先程、このバッグを使ってみて特に感想がないと書きましたが、もしかしたらこの総額5万もしたバッグというのが響いているのかもしれません。
まとめ
光るという点を除いて、「普通」な「ゲーミング」バックパックです。
ゲーミングと付いているように、「ゲーマー向け」の製品で、ノートパソコンやマウス、キーボードなどを持ち運ぶことを想定した容量と、その大切なギアを守る撥水仕様となっています。
最大の特徴である「光る」という点ですが、これは自前のモバイルバッテリーを使って電力を供給する形になります。
また、このモバイルバッテリーを使ってスマホを充電できるようにバッグの内部から外部にケーブルを通せる仕様になっています。
肝心のROGロゴですが、レインボーに光るだけでなく内部の白色LEDも光るため実用的です。
上記の特徴を備えているため約2kgと思いですが、ショルダーベルトが柔らかい素材でできており、なおかつ太いので重さが分散されるため、実重量の割には重さを感じないです。が、やっぱり重いです。
最大の問題は、日本未発表という点です。海外から輸入すると定価3万円が5万円になってしまうため、日本発売を切に願いたいです。
注目度の高い製品だと思いますので、何かご質問があればこちらのメッセージフォームか、@Pottal_Portalにリプライ、DMなどをいただければと思います。
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以上、ROGの光るリュック(ゲーミングバッグパック)、ROG Ranger BP3703 Gaming Backpackのレビューでした。