ROG Phone2についての予想
この記事は、はてなブログ時代(旧Pottal-Portal)の記事で、アーカイブを目的に公開しているものです。
情報は古くレイアウトも崩れています。
必要に応じて、順次リライトや最適化を行っていきますので、今しばらくお待ち下さい。
2019年7月18日:ページ内のレイアウトを一新しました。これで、記事が読みやすくなったかと思います。ご不便をおかけしてしまい申し訳ございません。
<はじめに>
ASUSのゲーミングスマホであるROG Phone、その後継機であるROG Phone2について思うことや、そのスペックなどをリークを基に予想してみたいと思います。
ROG Phoneについての記事はこちらをご覧ください。
もう実機画像も判明し、その全貌が明らかになりつつあるROG Phone2 発表まで1週間もないが、この記事では執拗に新情報を追い求めたい。写真は/LEAKS(http://www.slashleaks.com/l/asus-rog-phone-2-tenaa)の情報を基に私がROGPhoneと大きさを比較したもの。(2019年7月19日0時20分追記)
ROG Phone2最新情報及び更新のお知らせ
- (2019年7月22日12時10分:ROGのWeiboアカウントがショートティザームービーを公開しました。現在、出先のため詳細は私のTweetをご覧ください。動画からはROG Phone2がROG Phone同様、ROG AERO DYNAMIC SYSTEMを採用していること、拡張アクセサリーがあること、テンセントコラボのケース?が確認できます。)
#ROGPhone2 のショートティザーが公開されました。動画からは、ROG Phone2がROG Phone同様、ROG AERO DYNAMIC SYSTEMを搭載すること、拡張アクセサリーの存在、そしてテンセントコラボケース?があることがわかります
今日はバイトで忙しいため記事更新はしませんが取り急ぎhttps://t.co/lg6haaSnBj pic.twitter.com/mP1WtPo82t— ポッタル@UFOの夏 (@Pottal_MDS) July 21, 2019 * (2019年7月19日14時30分:内蔵ストレージが最大1TBであることを追記しました。) * (2019年7月18日21時54分:下記2つのジャンプが正常に機能しない不具合を修正しました) * (2019年7月18日21時35分:ROG Phone2のTENAA通過資料から、その寸法やバッテリー容量が判明したことを追記しました) * (2019年7月18日20時15分:ROGPhone2は少なくとも3モデル存在あることを追記しました) * (2019年7月16日23時:ROG Phone2のGeekbenchスコアを追記しました) * (2019年7月16日15時55分:ようやくページ内ジャンプ機能を実装しました。これで若干読みやすくなったはずです) * (2019年7月15日23時:Snapdragon855Plusについて追記しました) * (2019年7月16日15時50分:ROG Phone2の実機画像とされるリーク写真について追記しました) * (2019年7月13日17時30分追記:Weibo周りのURLを修正、及び画像の追加を行いました)
目次
ROG Phone2について思うこと
さて、ROG Phoneと言えば言わずと知れたゲーミングブランドROGが手掛けたゲーミングスマートフォンであり、日本に初上陸したゲーミングスマホでもあります。
RazerのRazerPhoneやこのROG Phoneが火付け役となり、スマホ界隈は空前のゲーミングスマホブーム…とまではいきませんが、ゲーミングスマホと銘打たなくとも各社ゲーム性能をアピールしており、少なくともゲーム体験、ゲーミング性能の追求は各社力を入れていると言えるでしょう。
また、世間でもeスポーツが流行っていますし、スマホで快適にハイクオリティなゲームをしたいというニーズがあることは皆様ご存じの通りだと思います。
思いつく例を挙げるなら、PUBGMobile、黒い砂漠Mobileと言った本来PCでやるようなゲームがスマホに移植されたり、底なしの要求スペックと引き換えにテレビに繋いで大画面で観賞しても魅入ってしまうグラフィックを誇るデレステなど、スマホの限界に挑戦するかのようなゲームは多々あります。
そこまでいかなくとも、IngressやポケモンGOと言った外で長時間プレイしたり、あるいは(賛否はとりあえず置いておいて)スタミナ制度を設け、生活の一部となるようなソーシャルゲームなど、もはやスマホでゲームをすることは当たり前の時代になっているといます。
ちょっと風呂敷を広げ過ぎたかもしれませんが、ともかくスマホゲーが一般化した今日、ゲーム性能ゲーム体験の追求は当然の流れであります。
さて、その流れに応え、またスマホメーカーの競争を激化させることになったROG Phoneですが、発表からもう1年が経ちました。1年という時間はこの界隈ではあまりに長く、ROG Phoneに搭載されていたSnapdragon845は既に過去のモノ、今はその後継機であるSnapdragon855がゲーミングスマホでは主流になっています。
もちろん、使っているSoCだけでゲーミングスマホを名乗れるわけではなく、「全ては勝利のために」という設計思想に基づいて作られたROG Phoneでは、SoCやRAMと言ったカタログスペックだけでなく、まさかの空冷ファンや、側面に置かれたポートや超音波センサによる仮想LRボタン、豊富な拡張アクセサリーなど、多少旧式化してもゲーミングスマホの戦場で十分に戦える作りをしていました。
また、ハードだけでなくソフトにも妥協はなく「ゲーム中は着信を拒否してゲームの邪魔をさせない」と言った、スマートフォンのフォンとは何か、電話としての役割よりもゲームが大事かと思わせるクレイジーな機能もありました。
しかし、パクりパクられは当たり前のこの世界ではそれらの優位性までもが「研究」されてしまい、例えばNubiaのRedMagic3では潔く側面ポートやLRボタン、空冷ファンが搭載されており、スペックだけでないROGPhoneの優位性までもが揺らごうとしています。
日本に限って言っても、BlackShark2というBlackShark社のゲーミングスマホが正式に上陸しており、ROG Phoneより新しいSoC、Snapdragon855を搭載しRAMも世界最大の12GBというPC顔負けのスペックで、ROG Phoneの首を狙っています。
また、技適などは取得していないものの先のRedMagic3が日本向けに公式販売されており、ROG Phoneを凌駕するスペックと驚異的な安さで両社を食わんとしています。
話が長くなりすぎましたが、要するにROG大丈夫?そろそろROG Phoneの後継機出さないと不味いんじゃない?という話でした。
ASUS及びROG好きの私が、ROG Phoneの後継機発表をヤキモキしていたところ、ついに、その発表が予告されたので、この記事を書いた次第であります。
ホントに話が長くなり過ぎましたね。校長先生に向いているかもしれません。暑くなってきたので熱中症に気を付けて適宜水分等を取りながら聞いてください。
冗談はさておき、「ROG Phone2マダー?」で済む話をここまで長くしてしまう人間が書く記事です。
ページ内ジャンプや目次を駆使して「読みたいところだけ読む」というスタイルをおススメします。
ROG Phone2についてのリークや分かっていること、それに基づいた予想について
心配してもしょうがないので、とりあえずリークをまとめ大きく出遅れたROG Phone2の勝算を考えてみました。
ROG Phone2のロゴ予想
とりあえず、現状ROG Phone2について分かっていることをまとめます。
Twitterでもつぶやきましたが、
ROG Phone2について分かっていること
リフレッシュレート120Hz(確定)
30W充電(確定)
7月23日発表(確定)
テンセントと連携(確定)
廉価版も用意されており少なくともそれは初代より安い
デュアルカメラ採用で、初代と似通った奇妙なデザイン
少なくとも5000mAh
SDM855採用— ポッタル@UFOの夏 (@Pottal_MDS) July 4, 2019
改めて整理すると
まず、名称はROG Phone2で確定です。(標記はROG PhoneⅡになるかもしれませんが)
画像はROGのweiboアカウントの投稿より(https://weibo.com/2686415611/Hyoco0O80)
ただ、モニターならまだしもスマートフォンでOLED(有機EL)でリフレッシュレートが90Hzを超えるモデルというのは聞いたことがありません。液晶ではすでに120Hzが存在していますので、もしかしたらROG Phone2ではIGZO液晶を採用して120Hzの高リフレッシュレートを実現するのかもしれません。また、これならROG Phone2は安価になるという噂にも頷けます。
(2019年7月18日22時追記:背面に指紋センサがないことからおそらく画面内蔵指紋認証センサを採用すると考えられ、その仕組み上有機ELディスプレイになると言えそうです。)
個人的には価格なんてどうでもいいので、勝利のために一切の妥協をしないROGが見たいのですが…果たしてどうなるか、発表を楽しみにしています。
さて、ROG Phoneはそのスペックだけでなく豊富な拡張アクセサリーが魅力の1つでした。今作のROG Phone2でも同様に拡張アクセサリーがリリースされることでしょう。
1つ確定している情報として、ROG Phone2は60GHzの、いわゆるIEEE.802.11adに対応していることが、NCCから明らかになりました。正確にはblog of mobileさんの記事によって知りました。
少なくとも、ROG Phone2はこの11adによって超低遅延のワイヤレスディスプレイ機能が使えると言えます。
参考までに、ROG Phoneとその拡張アクセサリーであるWiGig® DISPLAY DOCKを使ってワイヤレスディスプレイ機能を使った動画を貼っておきます。最大4.6Gbpsという高速伝送技術によって誇張抜きに有線接続と遜色ない遅延の無さになっています。
#ROGPhone ヤバいです。大画面に映してもデレステ3Dリッチがカクつかないのもそうですし、ワイヤレス出力しても遅延が全く感じられないのがヤバい。右がHDMI出力で左がWiGigによるワイヤレス出力。2系統で出力してるのにカクつかず、しかも有線と無線の区別がつかない遅延の無さ… まさに #GameChanger pic.twitter.com/dtvHmBaokv
— ポッタル@UFOの夏 (@Pottal_MDS) November 16, 2018
さて、他にもほとんど確定してるのが30Wの急速充電です。こちらに関しては3Cという中国の認証機関を通過したとされていますが、直接的な証拠はなく、Twitterが情報源です。
Next gen #Asus ROG Phone spotted on 3C Certification with 30W charging capability. pic.twitter.com/Po1zct2DEI
— Sudhanshu Ambhore (@Sudhanshu1414) July 3, 2019
ただ、前作ROG Phoneも一応30Wに対応しており、30W対応の充電器が付属していたため、ほぼ確実にROG Phone2でも30Wでしょう。
また、一応とある通り、ROG Phoneはスペックとしては30Wの急速充電に対応していたものの、付属の充電器を使った場合は、「ASUS HyperCharge」という充電器の充電ICチップを用いた発熱の少ない充電方法になり、その場合の最大電力は20Wとなります。
20Wでも30分で4000mAhのバッテリーを65%充電が可能であったため十分高速でしたし、何より発熱を抑えられていたのでバッテリーにも優しい仕組みでした。これは予想ですが、今回も同様の仕組みを用いて発熱の少ない急速充電が可能になると思われます。
また、ROG Phone2には廉価版も存在すると噂されており、そちらでは18Wの高速充電が採用されると思われます。
気になる発表日は7月23日、北京で行われることがほぼ確実です。
ほぼ100%ROG Phone2の発表をすると思われる。画像はWeiboの公式アカウントから(https://weibo.com/2686415611/HCDuEkgNH)
Snapdragon855が発表されたのが昨年の12月ですし、前作のROG Phoneが発表された頃(昨年6月)はまだゲーミングスマホというジャンルの出来始めで競合が少なかったのでいいですが、今はもう競合が幅を効かせており、あまりに遅すぎると言わざるを得ません。日本ですらSnapdragon855を搭載しRAM12GBで液冷採用のBlackShark2が上陸しています。今更ノコノコとやってきて大丈夫なのでしょうか。
ROG Phone2はSnapdragon855Plusを搭載した世界初のスマートフォンになるようです。
Snapdragon855PlusはSnapdragon855のマイナーアップデート版(というかただのOCモデル?)と言える存在で、主な特徴としてCPUのオーバークロックが挙げられます。
前作のROG Phoneでも同じようにCPUのオーバークロックを行っていましたので、予想の範囲内でしたが、まさかQualcommが新製品として発表するとは思ってなかったです。
世界初のSnapdragon855Plus搭載機となるROG Phone2 画像はROGの公式Weiboから(https://weibo.com/2686415611/HDCfLAXcX)
Snapdragon855PlusはSnapdragon855と比較し、CPUが2.84GHzから2.96GHzへ上昇、GPUパフォーマンスが15%向上しています。
(2019年7月15日23時:Snapdragon855Plusについて追記)
Snapdragon855Plusの他に考えられる勝算が、中国テンセントとの連携です。これは確実なもので、間違いなくROG Phone2の強みでしょう。
画像はROGのweiboアカウントの投稿より(https://weibo.com/2686415611/HxtnJ14mG)
また、テンセントとの連携が中国北京で発表を行う理由と考えられます。ただ、中国での売上はともかくグローバル市場でこれがどこまで活きるのかは分かりません。一応、テンセントが手がけるゲームで有名なのが、PUBG Mobileですので、それをウリに出来ないことも無いですが…このテンセントとの連携によっぽどの自身があるのか、あるいは何か別の理由、例えばOCに耐えられる良質なSnapdragon855の選別に時間がかかった、120Hzという高リフレッシュレートのスマホ向けOLEDがなかなか降りてこない…など止むに止まれぬ理由があってここまで遅れたのか分かりませんが、ともかく7月23日に発表です。
その他、ほとんど確定している情報としてSnapdragon855を採用、RAMは8GB以上、
(2019年7月16日23時追記:RAMは12GBのようです)Batteryは5000mAhと言えそうです。これらの明確な証拠はありませんが、ZenFone6の上位モデルがこの仕様なので、これを下回ることはまずないでしょう。
ROG Phone2のGeekbench上でのベンチマークが発見されたようです。
これによると型番がASUS_I00DC(蛇足ですが、モデル名は不明です。モデル名と違い型番からはスペックを推察することは出来ません)で、シングル性能が3616点でマルチ性能が11103点とスマートフォンの中ではトップクラスとなっています。
また、Android9を搭載していること、そしてRAMが12GBなことが分かります。
12GBを超えるRAMを搭載したスマートフォンはまだないため世界一と言えます。
(余談ですが、日本上陸を果たしたBlackShark2もRAM12GBです)
ROG Phone2(ASUS_I00DC)のGeekbenchスコア。画像は/LEAKS(http://www.slashleaks.com/l/asus-rog-phone-2-gets-benchmarked-with-snapdragon-855-and-12gb-ram)より
(2019年7月16日23時追記)
また、カメラ周りの形はROG Phone同様、良く言えばかっこいい普通に言えば奇妙な形になりそうです。これはFCCからの情報なので、ほぼ確定です。また、この形なので前作同様デュアルカメラになり、広角と超広角といういつものZenFoneのパターンとなりそうです。カメラの仕様については全く明らかになっていませんが、一応ZenFone6同様にIMX586を搭載していると予想しますが、ゲームにそんな高性能なカメラは必要ないため、もしかしたらもっと安価なイメージセンサを採用し価格を抑えるかもしれません。
妄想ついでに、さらに予想するとROG Phone2のSnapdragon855はオーバークロックされているかもしれません。前作ROG PhoneでQualcommと連携してSnapdragon845を2.96GHzまでOCさせていたため、可能性としては十分考えられますし、これなら一応リリースが遅くなったことの正当性が主張できます。なにせ、OCしたSnapdragon855であれば(iPadProのA12Xを除く)世界最高のSoCとなるのですから。
ROG Phone2はSnapdragon855のオーバークロック版、Snapdragon855Plusを搭載することが確定しました。一応、別モデルとなったとは言え予想が的中した形になります。
ちなみに、GPUに限って言えば、BlackShark2などすでにオーバークロック可能な端末が存在します。
妄想を続けます、ストレージもUFS3.0を搭載していてほしいです。願望ですね。すでに、OnePlus7や7Proが世界初のUFS3.0搭載スマホとしてリリースされています。後発であるROG Phone2は遅れを取り戻すためにも搭載していて欲しい、いえ、搭載していなければなりません。
また、内蔵ストレージは128GB/512GB/1TBの3種類がTENAAで発見されたことが、/LEAKSにて報告されました。このROG Phone2の型番ははっきりと分からないものの、TENAAを通過していることから、ASUS_I001DA,ASUS_I001DBのものであると考えられます。
(2019年7月19日14時30分追記)
さて、ROG Phoneと言えばスペック以外にも豊富な拡張アクセサリーが魅力の1つであり、少なくともASUS WiGig® Display Dockないしそれに類するアクセサリーを用いて超低遅延のワイヤレスディスプレイ機能が使えるという話はすでにしました。さらに妄想を深めればROG Phone2が他の拡張アクセサリーにも対応することは想像に難くないはずです。ですよね?そこで気になるのが、前作のアクセサリーにも対応するのかです。ROG Phone2では主に独自ポートを用いて拡張アクセサリーと接続していました。端子の形状を新しくするとは考えにくいので同じ独自ポートを使い回すと考えられます。ただし、それがそのまま前作の拡張アクセサリーを使いまわることには繋がりません。
問題は寸法です。すべてのアクセサリーを使い回すには、前作同様6インチディスプレイでなおかつ縦158.8mm横76.1mm厚さ8.3mmでなければなりません。最悪、厚ささえ合っていれば、MobileDesktopDockとWiGig® Display Dockは使い回せますが、けっこう高価かつ私のお気に入りであるTwinView Dockは寸法がすべて一致しないと使い回せません。約3万円なため下手したらこれだけでスマホが買えちゃいます。そのため、私個人としては何としてでも同じ寸法でいて欲しいところです。
ROG Phone2の実機とされる写真、画像は/LEAKS(http://www.slashleaks.com/l/asus-rog-phone-2-hands-on-images-leaked)より
このROG Phone2の実機とされる写真が正しければですが、
ROG Phone2はROG Phoneよりもやや縦長になっており、同じく画面比率も18:9(2:1)より縦長になっていると言えそうです。もちろん、この画像が正しければの話ですし、画像の傾き処理などで画像が歪んではいるので100%の断定は出来ませんが、ROG Phone2でROG Phoneの拡張アクセサリー「TwinViewDock」を使い回すことは出来ないでしょう。高かったのになぁ…
うーん、やはりROG Phone2とされる画像の方が縦に長い気がします。もちろん回転や傾きを補正した時のズレもあるかもしれませんが、ROG Phone2は18:9より少し縦長と言えそうです。 pic.twitter.com/NEYENzBJw3
— ポッタル@UFOの夏 (@Pottal_MDS) July 16, 2019
ROG Phone2の実機とされる写真を処理したもの。ROG Phoneと横幅を合わせた結果、縦長になっていることが分かった。
(2019年7月16日15時50分追記)
TENAA通過資料から分かること
ROG Phone2(ASUS_I001DA,ASUS_I001DB)が中国の認証機関であるTENAAを通過したことが/LEAKSにより報じられ、実機の写真と寸法、バッテリー容量が判明しました。
また、TENNAの認証情報はこちらから見れます。
(2019年7月19日0時40分追記:TENAAから分かるのは実機の写真のみで、寸法やバッテリーは/LEAKS独自の情報でした。また、TENAAのURLを追記しました。)
ROGPhone2のTENAA通過写真。/LEAKS(http://www.slashleaks.com/l/asus-rog-phone-2-tenaa)より
これによると、ROG Phone2(ASUS_I001DA,ASUS_I001DB)は6.59インチディスプレイを搭載し、5800mAhとZenFone6を超える大容量バッテリーとなっています。寸法は170.99×77.6×9.78(mm)と、以前書いた通りROG Phoneより大型化しています。
これにより分かっていたことですが、ROG Phone2(少なくともASUS_I001DAとASUS_I001DB)はROG PhoneのTwinViewDockは使い回せないことが確定しました。
また、その他の拡張アクセサリーですが、明らかになった寸法と実機写真を基に考えると、背面から独自ポートまでの距離が4mmとROG Phoneのとほぼ一致したため、
Mobile Desktop DockとASUS WiGig® Display Dockはおそらく使い回せると言えそうです。ただ、私の測定誤差や、ROG Phone2の厚み自体は増していることから100%断定することは出来ません。
そのほか、実機画像から分かることとして、カメラはデュアルカメラで縁取りもROG Phoneと同じく奇妙な形をしているということ、LEDフラッシュ及びROG Phoneには無かったRGBセンサが搭載されているということが分かります。また、背面に指紋認証センサが見られないことから、生体認証は顔認証のみ、もしくは画面内蔵の指紋認証センサを搭載していると考えられ、その場合画面は有機ELディスプレイであると言えます。つまり、後者であればROG Phone2は世界初の120Hzリフレッシュレート有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンになります。
※一部サイトでXperia1は120Hz表示が可能であると書かれていますが、私がブロガーミーティングでお話を伺った際にそのような話は一切されませんでしたし、そのサイトが根拠とする情報も既に削除済みのため、Xperia1は120Hz表示に非対応であると考えられます。考えてみれば当たり前の話で、もし本当に有機ELディスプレイで120Hzが可能であればもっと積極的にアピールすることでしょう。また、そのことについてredditで話題になっていたため参考までに貼らせていただきます。
既に当該の記述は公式HPで削除済であり、Xperia1が120Hz非対応であると考えられます。
話が少しそれてしまいましたが、TENAA通過資料からROG Phone2(少なくともASUS_I001DA、ASUS_I001DB)は
- 6.59インチ(有機EL?)ディスプレイを搭載
- 5800mAh大容量バッテリー
- 寸法は170.99×77.6×9.78(mm)
- デュアルカメラ搭載
- 光るROGロゴ(Auraライト)搭載
だということが分かりました。また、背面から独自ポートまでの距離がROG Phoneと同じ4mmなので厚さは違えどTwinViewDockとAeroActive Coolerを除く他の拡張アクセサリーは使い回せそうだと言えそうです。
(2019年7月18日21時35分追記)
ということで、ROG Phone2の勝算はテンセントとの連携、オーバークロックされたSnapdragon855、他社を圧倒する豊富なアクセサリー、この3つであると予想します。
また、以前Tweetした通り3C認証やGeekbench上の型番から、ROG Phone2には少なくとも3モデル存在していると考えられます。また、それぞれのモデルはそれぞれ、
- ASUS_I001DA 18W
- ASUS_I001DB 30W
- ASUS_I001DC RAM12GB
であることが分かります。
ROG Phone2とされる型番、ASUS_I001DA(18Wの廉価版)
ASUS_I001DB(30W)
ASUS_I001DC(RAM12GB)の少なくとも3種類あるので、もしかしたら、上から順に廉価版、中国版、最上位版になるのではないかと睨んでる。— ポッタル@UFOの夏 (@Pottal_MDS) July 18, 2019
ASUS_I001DAが廉価モデルであるという予想は、18Wというところから、ASUS_I001DBが中国モデルというのは中国の3C認証を通過しているところから(同じように ASUS_I001DAも中国での販売が予想できます)、 ASUS_I001DCが最上位モデルというのは、RAM12GBというところから予想できます。また、情報が少ないので何とも言えませんが、 ASUS_I001DBと ASUS_I001DCは中国専売(テンセントのゲームとのコラボモデルになるかも)か、グローバルモデルかという差かもしれません。
(2019年7月18日20時15分追記)
ROG Phone2スペック予想まとめ
ということで、以上の妄想を含めてスペックを予想すると
ROG Phone2は
- オーバークロックされたSnapdragon855Plusを採用(2019年7月15日追記)
- RAM12GBで内蔵ストレージはUFS3.0採用の512GB(2019年7月16日23時追記:予想通りRAM12GBで確定です)(内蔵ストレージは128GB/512GB/1TBの3種類あることは分かりました。2019年7月19日14時35分追記)
- 6インチかつリフレッシュレート120Hzのディスプレイを採用。
- 一応OLEDと予想するもIGZO液晶の可能性もあり。(2019年7月18日22時追記:背面に指紋センサがないことから、ほぼ100%有機ELディスプレイを採用し画面内蔵指紋センサを搭載であると言えます。つまり、世界初のリフレッシュレート120Hz有機ELディスプレイ搭載スマートフォンになります)
- 寸法は縦158.8mm横76.1mm厚さ8.3mmと予想というか切望。とはならないことが判明(2019年7月16日15時50分追記)
- 寸法は縦170.99mm×横77.6mm×厚さ9.78mm(確定)で背面から独自ポートまでの距離は4mmと推定(2019年7月18日22時追記)(19日0時40分、TENAAから分かるのは外観のみだったので確定の2文字を削除)
- 5000mAh5800mAh(2019年7月18日22時:訂正)の大容量バッテリーでかつ30Wの急速充電に規格上対応し、充電器側に充電ICを搭載して発熱を抑えるASUS HyperCharge技術(20W)を採用。もしくはASUS HyperCharge2と名称を改め30Wに対応。
- 前作同様イヤフォンジャック搭載、ノッチはなくベゼルにはデュアルフロントスピーカーを採用。
- 側面には拡張アクセサリーと接続するための独自ポートを採用
- 前作同様、拡張アクセサリーを用いて外付け空冷ファンを採用、もしくはRedMagic3のように空冷ファンを内蔵する可能性もあるが、厚さや故障時のリスクを考えると可能性としては高くない。
- 背面には前作同様ROGの光るロゴ、そしてカメラ周りも前作同様奇妙な形になり、デュアルカメラを採用。構成はIMX586のメインカメラと超広角カメラといつものパターン。
- テンセントと連携。
- ROG Phone2は少なくとも3モデル(ASUS_I001DA,I001DB,I00DC)がある。(2019年7月18日20時15分追記)
- また、廉価版も存在し、そちらは少なくとも18Wの急速充電に対応し前作よりも安価である。
と、こんなものでしょうか。妄想と願望をたっぷり織り交ぜたものなので、どこまで当たるか分かったものじゃありません。個人的にはASUSが好きなのでROG Phone2にも頑張ってもらいたいですが…遅すぎる気がします。
ZenFone6の記事とあわせて徹夜テンションで書ききりました。
見直すのが怖いです。とりあえず、お読みくださりありがとうございました。答え合わせは7月23日。楽しみですね。
ROG Phone2について書く前にROGPhoneのレビューをしろという話ですね。ご尤もであります。近日公開予定であります。ついでに、BlackShark2のレビューや、日本におけるゲーミングスマートフォンについての記事も公開予定です。予定はいっぱい、作業もいっぱいいっぱい。がんばります。