ROG Phone 3が楽天モバイル含む4キャリア全ての5Gに対応へ
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国内版ROG Phone 3が、12月23日のアップデートにより楽天モバイル(MNO)のVoLTE/5Gに対応しました。
これにより、国内全てのMNO(キャリア)の5Gに対応した最強スマートフォンとなりました。
今回は5Gを使う上でのROG Phone3の強みを紹介したいと思います。
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5GにおけるROG Phone3の良いところ
国内4キャリアすべての5Gに対応!
ROG Phone3はdocomo,au,SoftBank,楽天モバイルすべての5G(sub6)に対応しています。
私が実際にちゃんと確認したのは、docomo(ギガホ5Gプラン)とSoftBank(mineo5G Sプラン)の2つだけですが、auは公式サイトにIOT相互認証済であることが掲載されておりますし、楽天モバイルの方はFOTA方式によるアップデート通知に対応した旨が書かれております。
docomo及びSoftBank(mineo)の5G NSAに対応。au及び楽天は正式対応が発表されている
後日、mineo5G aプラン及び楽天モバイルの5GプランにアップデートしたSIMを使って検証したいと思います。
docomoの主要サブ6波となる「n79」も使える
ROG Phone3は国内4キャリアすべてが採用している「n77(n78)」に対応しているだけでなく、「n79」にも対応しています。このバンドは国内ではドコモしか獲得しておらず、(ROG Phone3で可能かはさておき)サブ6波を束ねて(n78とn79で)キャリアアグリゲーションを行い更なる高速化が可能です。
5G+4Gのスタンバイが可能
5G対応スマホの中には、SIMスロットが1つしかなかったり、あるいは5Gを有効にしている場合はもう片方のSIMは使えない(4G+4GのDSDVは可能)というものもあるようですが、ROG Phone3では5Gを有効にしていてももう片方のSIMを待受け状態にすることが可能です。
データSIMの切り替えが容易
上から下にスワイプしクイックメニュー画面を呼び出すだけでデータSIM切り替えボタンが呼び出せます。ちょっとこっちのSIMで5G試したいからなぁと思い立った時でも、ワンタッチで切り替えられます。
5GにおけるROG Phone3のイマイチな点
eLTE(アンカーバンド)に接続しただけで5Gと表示される
日本向け5Gスマホでは珍しくない話のようですが、eLTEに繋がった(5Gエリアに入っただけで実際は4Gで通信している)だけで5Gと表示されるのは、紛らわしいからやめてほしいですね。
5Gバンドが分からない
上記のeLTEだけなのか、5Gで本当に繋がっているのかというのは、バンドを見れば分かると思うのですが、残念ながらROG Phone3で確認できるのは4Gのバンドのみで、どんなに頑張っても5Gのバンドは確認することが出来ませんでした。
なお、使用したアプリは
G-NetTrackPro
Net Monster
Network signal info Pro
Cellular-Proの4つです。
キャリアアグリゲーション(含むEN-DC)も分からない
5G NSAを使うということは、5Gだけでなくアンカーバンドに使われるeLTE(4G)にも対応している必要があります。基地局がアンカーバンドにどの4Gバンドを使うのか、そしてスマホ側がそのアンカーバンドと5Gバンドの組み合わせに対応しているのかが分からないと、実機を使ってテストしてみる以外にそのスマホがそのキャリアのそのエリアの5Gに対応しているのか分かりません。
残念ながら、ROG Phone3はEN-DC及び、(4Gであっても)キャリアアグリゲーションの内訳が分からないため、「多分使えるんじゃない」としか言えません。
とは言っても、国内の主要な4Gバンドは網羅しているので、アンカーバンドに何が使われようがバンド的には問題ないはずです。
総評:バンドが見れない欠点を除けば最高。一般人が5Gを楽しむならこれがベストでは?
はい。バンドも見たいならGalaxy買えばいいと思います。一般人が電測するとは考えにくく、だったらROG Phone3とか4G含め対応band周り最高じゃんねって話です。サブ6波しか対応してないけど、まあ。