ROG Phone4 Stirx Editionと見られるASUS_I005DAがGeekbenchで見つかる
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ASUS(ROG)のゲーミングスマートフォン、ROG Phone4に関する情報がようやく出始めました。
「mysmartprice」によると、ASUS_I005DAというスマートフォンがGeekbenchのデータベースから発見されたようです。
画像は(https://www.mysmartprice.com/gear/alleged-asus-rog-phone-4-geekbench-snapdragon-888/)より
画像から分かるのは、
- ASUS_I005DAという型番
- OSがAndroid11であること
- マザーボードがlahainaであること
- 8コアでベースクロック1.8GHzのSoC(CPU)を搭載していること
- RAMが7.06GB≒8GBであること
です。
さらに紐解いていくと、
まず、ASUS_I005DAという型番はASUS未発表のものでありかつAndroid11と最新のOSを採用していること、
lahainaというマザーボードはSnapdragon888の開発コード(Lahaina発見当時はSnapdragon875とされていた)なことから、Snapdragon888を搭載していることが分かります。
また、ベースクロックが1.8GHzなこと、8コアなこともSnapdragon888の特徴と一致しています。(Snapdragon888は2.84GHzのコアが1つ、2.42GHzのコアが3つ1.80GHzのコアが4つの8コア構成です。)
これらの事実から、このスマホがASUS製のハイエンドスマホであることが分かります。
ASUS製の未発表ハイエンドスマホ候補としては、ZenFone8とROG Phone4の2つが挙げられますが、私はこれをROG Phone4シリーズ、さらに言えばROG Phone4 Strix Editionであると考えます。
ASUS_I005DAがROG Phone4 Strix Editionであると考える理由
ASUS_I00奇数DはROG Phoneシリーズである(仮説)
ROG PhoneⅡの型番がASUS_I001Dx(xはバリエーションによりA~Dのアルファベットが入る)
ROG Phone3の型番がASUS_I003D及びASUS_I003DDであったことから、ASUS_I00nD(nは奇数)という型番はROG Phoneシリーズの型番であるという仮説が立てられます。
(ちなみに、経営体制刷新前の初代ROG Phoneの型番は「ASUS_Z01QD」となるため、この法則は当てはまらない)
また、ASUS_I004Dがまだ未発表なことと、ZenFone7の型番がASUS_I002Dであることから、ASUS_I004DはZenFone8のものと推測でき、これも間接的にASUS_I005DAがROG Phoneシリーズであることを補強します。
末尾のA(DA)ですが、ROG Phoneシリーズはテンセント版や廉価モデルのStrixエディションが存在しており、「ASUS_I005D」までがROG Phone4の型番で最後のAはそのバリエーションと言えそうです。
以上の理由からASUS_I005DAがROG Phone4であるという予想には納得していただけたと思います。
また、RAMが8GBとゲーミングスマホとしては少ないことから、これは廉価モデルのStirix Editionと予想できます。
source:1
Possible Asus ROG Phone 4 With Snapdragon 888 SoC and 8GB RAM Spotted on Geekbench - MySmartPrice
https://www.mysmartprice.com/gear/alleged-asus-rog-phone-4-geekbench-snapdragon-888/
source2: