ROG Phone3技適通過。国内発表がほぼ確定に
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必要に応じて、順次リライトや最適化を行っていきますので、今しばらくお待ち下さい。
ASUSのゲーミングブランド(ROG)のゲーミングスマートフォン、ROG Phone3(ASUS_I003D)の技適通過を8月18日15時に確認しました。
技適は7月21日付けで 工事設計認証番号は003-200109となります。
画像はASUSグローバルサイト(https://www.asus.com/Phone/ROG-Phone-3/gallery/)より
本機種はすでにグローバル発表されており、ASUS Japanも毎年同シリーズを国内発売してきたため当然ながらROG Phone3の発売も予想されていましたが、こうして国内発売に向けた動きを実際に確認できたのはこれが初めてです。
ちなみに、ROG Phone3はASUS初の5Gスマートフォンでもあり、Sub6に対応します。
今回の技適通過により国内発表される見通しとなったROG Phone3もこのSub6で技適を通していることから、ASUS Japanとしても初の5Gスマートフォンになると思われます。
認証を受けた5G周波数帯は3650.01~4050MHzと4550.01~4849.98MHzでbandで言うとn77,n78,n79にあたります。ざっくりですが、n77は楽天を含む4キャリアが利用するバンド、n78はauとdocomoが、n79はdocomoだけが使用するバンドであり、そのすべてのバンドで使われる周波数で認証を受けたために日本国内版ROG Phone3は3キャリア(おそらく楽天にも対応するので4キャリア)全ての5Gに対応するスマートフォンになりそうです。
(2020年8月18日15時35分、5Gについて追記)
ROG Phone3について
ROG Phone3は国内でも発売されているROG PhoneⅡの後継機種で、ゲーミングスマホとしての性能の高さも然ることながら、最大の特徴は豊富な拡張アクセサリーです。
画面を追加し二画面でDSのようにプレイできるTwinViewDockシリーズや左右取り外し可能な専用コントローラーKunaiGamePadを用いて、まるで携帯ゲーム機(ケータイだけど)のように扱える他、Mobile Desktop Dockを用いればTVに繋ぐだけでなく有線LANや外付けHDD、有線(もちろん無線も)マウスやキーボードまで接続し本格的なゲーム体験を提供することが可能です。
また、これらのアクセサリーをいちいち買い直さなくて済むように、ROG PhoneⅡのアクセサリーとROG Phone3には互換性があります。
ROG PhoneⅡにKunaiGamePadとTwinViewDockⅡを装着した様子
ただのスペックを盛った雑なスマホではなく、より快適な、より豊富なゲーム体験を提供してくれるのが、このROG Phoneシリーズなのです。
もちろん、スペックも世界最大級です。
CPUやGPUをオーバークロックし、ついでに無線周りのアップグレードをした(FastConnect6800→6900)Snapdragon865+を世界初搭載。
RAMは最大16GB,ストレージはUFS3.1で最大512GBとなっています。
6.59インチでパンチホールもノッチもないFHD+なディスプレイもゲーマー向けのものとなっており、リフレッシュレートは144Hz、タッチサンプリングレートは270Hz、タッチ応答速度は25msと超高速かつ、色表示も完璧で色域はDCI-P3ガバー率113.3%でDelta-E <1と超正確に色を表示できます。
また、長時間ゲームを出来るようにバッテリーも最大級の6000mAhでなおかつ30WのUSB PD及びQuickCharge4.0に対応しているため、急速充電も余裕です。
それだけでなく、充電しながらでもゲームがしやすいように本体横側面にもポートを備えているので、スマホを横持ちしFPSなどをプレイする時もケーブルと手が干渉することがありません。配慮がもう至れり尽くせり、まさに「真の」ゲーマー向けスマートフォンです。
進化したLRボタン、AirTriggerやカメラ周りについても解説したいのですが、疲れたのと本記事の趣旨にはそぐわないため、そろそろ筆を置きます。ごめんなさい。
(2020年8月18日16時14分追記)
現在、慢性的な体調不良のためこれ以上の詳細は調子がいい時に書きます。需要があるかはともかく書くのは楽しいので。はい。
ROG PhoneⅡのレビューやZenFone6Edition30のレビューもそのうち公開したいです。はい。